8月15日の「この差って何ですか?」で、暑い夏に睡眠不足になる人とならない人の差が紹介された。
『人生が劇的に変わる睡眠法』の著者・白濱龍太郎先生が、帰宅してからどのように過ごし、どのように寝て、どのように起きて、どのように朝食を食べればよいのか教えてくれた。
帰宅したあと夕食を先に澄ます
帰宅したあと、夕食と入浴では、夕食を先に澄ますのがよい。
夕食は、消化に時間がかかるので寝る4時間前まで、入浴は寝る1時間半前に入ると良い。
深部体温が下がると眠りのスイッチが入る
温かいお風呂に入ると深部体温が上がり、お風呂から出ると深部体温が下がるがそれにかかる時間が1時間半。
入浴前よりも深部体温が下がると、睡眠のスイッチが入るという。
シャワーの場合は、首に温かいシャワーを浴びる。
寝るときには長袖のパジャマ
寝るときには、半袖ではなく、長袖のパジャマを着る。
長袖のほうが汗をかきやすい。
汗をかくと熱を出すので、深部体温を低く維持できる。そうすれば、途中で目が覚めずに眠り続けることができるという。
熱帯夜のときなどはエアコンはかけたほうがよいが、エアコンとかけるときは布団もかけた状態で、汗をかける27℃くらいでつけっぱなしにする。
目覚ましはアラームより音楽で
アラームだと、急に起きる状態に持っていかれるので、ビックリしてしまう。
朝起きるときの目覚ましの音楽は、メロディーだけの曲よりもボーカル入りの曲がよい。
歌詞が入っていると脳が言葉の意味を捉えようとして、寝起きがすっきりする。
朝食のときはみそ汁を飲む
睡眠の準備は朝から。
朝食のときは、みそ汁を飲むとよい。
みそにはトリプトファンという成分が入っているが、これがメラトニンに変わる。
トリプトファンがメラトニンに変わるまで15時間ほどかかるので、朝みそ汁を飲むと良い。