7月4日の「ホンマでっか!?TV」のホンマでっか!?人生相談のコーナーに、俳優の山崎賢人さんが登場。
寝起きが悪く、朝一発で起きる方法を知りたいという。
適正睡眠時間を検証する
生物学評論家の池田清彦先生によると、適正の睡眠時間は人によってさまざまで、3時間から10時間まであるという。
それを知るには、自分が5時間とか6時間とか7時間ときの、3~4時間後に眠いかどうかをいつも検証する。
それで、眠くなければ適正。
あまり、寝すぎてもダメ。
睡眠の質を確認する方法
脳科学評論家の澤口俊之先生によると、睡眠の時間が足りているかどうかの一番簡単な方法は、朝食べる前に水だけで歯を磨くこと。
そのときに、臭い場合は睡眠が足りていないという。
口臭が、一番わかりやすい。
質がいい睡眠の場合だったら、口臭はほぼしない。
その根拠はだ液。
寝てるときは、交感神経が下がらないとダメで、だ液の分泌が減少し口のなかが乾燥して、口臭の原因になる。
SNSのやりすぎが影響
SNSのやりすぎが、睡眠の質を悪くする。
若者の5人に1人が、SNSでのやり取りが気になり、睡眠が浅くなっている傾向があるという。
活躍しなきゃと気負っていると朝起きづらい
心理評論家の植木理恵先生によると、自分が活躍しなきゃと気負っていると、朝起きづらい。
小さい子どもが遠足や運動会で具合が悪くなるのは、活躍したくないわけではなくて、すごく活躍しようと思っている。
自分が立てた目標が高くなり過ぎて不安になり、起きられない場合もある。
朝スッキリ起きられる人は他人に厳しい傾向
法律評論家の堀井亜生先生によると、自分だけ先に起きて出勤するのに、妻が寝ていることに不満のある夫が多い。
離婚の原因になるくらい、朝起きることにみんながストレスを感じている。
しかし、朝すっきり起きれる人は、他人にすごい厳しい。
DVする人やモラハラする人は、自分に厳しいし、他人にも厳しい。
安眠には寝室を青系統に
経済評論家の門倉貴史先生によると、寝室全体の色調が白だと、安眠できない傾向がある。
実験では、青色が最もスッキリ目が覚める色。
寝室を青色系統に統一すると、心拍数を下げ、睡眠の質が向上するという。
目覚まし時計を低い音で20分鳴らし続ける
人間はどういうときに起きるかというと、敵に襲われたとき。
Kコンプレックスという脳がが出たときが、一番起きやすい。
そのときには、外敵がいるということを想定するので、ノイズが入ってくる。
具体的にどうするかというと、20分ぐらい目覚まし時計を低めにして、鳴らし続ける。
鳴っている間にKコンプレックスに入ると、パーンと起きる。
ご褒美を予感するとスッキリした気持ちで起きられる
自分の報酬になるようなことを、朝に作る。
朝の楽しみがあると、スッキリと起きやすい。
頭で考える楽しさではなく、おいしいとか、いいニオイがするとか、好きな人の写真を見てドキドキするとか、自分の感覚にスイッチを入れるような報酬となる刺激が朝たくさんある人は、気持ちよく起きる。
ダイエットをしている人が夜のケーキをがまんして朝食べるようにすることで、ダイエットが成功するよりも朝起きが上手になり生活が改善したりする。
片思いの人の画像を見ると、脳が覚醒して目が覚める。
朝早い時間帯の番組をやっている女性司会のファンになればよい。
足を冷たくする
起きた後、素足で歩く。
起床後、足を冷たくすると、一回体温が下がったあとに上がるので、目が覚める。