2月5日の「名医のTHE太鼓判」は、『人生を変える正しい睡眠SP』と題して、睡眠について。
ゲストの多くが睡眠時無呼吸症候群と判定。
寝る前のよくない習慣が指摘されると同時に、良い睡眠のためには3つの条件を満たした枕を使うことが提案された。
【関連記事】
・名医のTHE太鼓判 誤嚥性肺炎のサイン・寝ている間のゴホゴホ咳 誤嚥を予防する葉酸
気づきにくい睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、本人は気づきにくい。
いびきがひどいときはパートナーが教えてあげるとか、スマホのアプリを使ってチェックしたりもできる。
番組では、ねごとといびきだけ録音できる「ねごと・いびきレコーダー」が紹介された。
体温が下がるタイミングで眠気がおきる
眠りに入るときに大切なのは、体温が高い温度から低い温度に下がること。
からだが冷え切ってからは、質の高い睡眠は得られなくあってしまう。
睡眠の質でも肌の質は悪くなる。
暗いなかでのスマホ
スマホは大した照度ではなくても、周りが暗くなってからその光を見ると瞳孔にもろに光が入る。
すると、脳が昼間なのではないかと勘違いし、交感神経を緊張させてしまって寝つきが悪くなってしまう。
快眠枕3つの条件
良い枕の条件は、仰向け、横向き、寝返りの3つがあうかどうか。
枕の高さは5ミリ単位で変わってくる。
番組では枕外来の山田朱織先生が、ゲストの枕を調整してくれたが、仰向け、横向け、寝返りのうちやすさのポイントも紹介された。
仰向け寝では呼吸のしやすさがポイント
仰向け寝では、呼吸のしやすさに注意。
枕の高さが合わないとのどが圧迫される。
すると気道が狭くなり、狭くなった気道は息をするたびに振動しイビキとなる。
気道が完全に塞がれると、無呼吸になる。
枕に頭をのせたときに、首の角度がおよそ15度になるのがベスト。
横向き寝では額、鼻、首がベッドと平行
横向きに寝たときは、額の中心と鼻、首の付け根を結んだ線がベッドと平行になること。
寝返りがうちやすいこと
3つ目のポイントは、寝返りがうちやすいかどうか。
寝返りをしたときに、肩と骨盤が同時に回転できる事が大切。
コロコロと寝返りをうったときに、腰に力がよいしょとなるのは良くない。
ゲストのプロレスラー真鍋刀義さんの枕はやわらかすぎて、頭を置くと沈み込んでしまいのどがつぶれてしまう。
気道を確保しようとして、バンザイ寝になってしまうという。
【関連記事】
・助けて!きわめびと 玄関マットマイ枕で焼き鳥のように寝返り
・その原因、Xにあり!寝起き腰痛は寝返りしにくい睡眠環境に。玄関マットとタオルケットの寝返り枕